ショパンの本当の死因は、いったい何だったのか?

「ショパンの死因ついに解明か」—スマホを見ていたら、こんな見出しが目に入ってきました。クラシック音楽の愛好者としては、とても興味をそそられます。
「ピアノの詩人」と称されるショパンは、39歳の若さで結核のために亡くなったとされています。ところが2008年にポーランドの研究者らが、ショパンの死因は嚢胞(のうほう)性線維症だと主張しました。その後やはりポーランドの研究チームが、ワルシャワの聖十字架教会に保存されているショパンの心臓を画像診断した結果、「死因は結核だった可能性が高い一方、嚢胞性線維症の可能性も完全に排除することはできない」としています。
嚢胞性線維症については、今回記事を読んで初めて知りました。記事によると、成人期のショパンは身長170センチ、体重40キロで、このように極端に痩せていたのは嚢胞性線維症の典型的な症状だとのことです。ショパンの肖像画や写真を見ても、痩せていたことはわかります。それどころか、あれだけ痩せていてよく演奏者として、指導者として、そして作曲家として活躍したものだと驚かされます。
ショパンの本当の死因は何だったのか、実際に嚢胞性線維症だったのか—そうした謎を解明すべく、今後の研究に期待したいところです。